京都の鱧ランチがお安いお店?
ライター✑グルメ通(とおる)
京都の夏の素材といえば「鱧」大きな穴子のように見えますがこのサイズのもので約体長70センチと穴子とは比べ物にならぬ大型種です。
獰猛な魚なのですが身は淡白であっさりとそれでいて脂分もあり「うまみ」が凝縮された素材です。
京都では夏場に欠かせぬ高級素材です。
でも、京都の鱧って高いですよね~!?
引用 https://co-trip.jp/article/70750/
そうですね、京都の鱧を取り扱うお店はどこもかしこも高級店です。安くで出しているお店はまずないでしょう。
しかも、京都のお店となるとその相場はぐっと上がります・・・( ;∀;)1万5000円~2万円以上はすると考えた方がいいかもしれませんね~👛
そんな中私が発見したのは1万円でお釣りが帰ってくる鱧コースを扱っているお店です。
え、京都でそんなお店あるんですか?あります!私は、グルメ通(とおる)ですよ!!
京都の老舗割烹で鱧ランチがお得
鱧料理といえば高級なイメージですが、実際に・・・高いです。
特に京都に集まる鱧は一級品!瀬戸内産、淡路島産、韓国産と単価の高い鱧ばかりが京都に集まります。その代わり「これが本物の鱧」という素材なのは間違いありません。
そのためもちろん、値段は高くなります。やはり京都ブランドというものがあり京都の商品になると急に高くなります。
そんな中、私がおすすめするお店は前日に鱧の仕入れ本数を予約することにより、仲買人がせりで本数を落としやすいように指示いているそう
そのためにある程度仕入れ単価を抑えることが可能になり7,920円という安い価格で鱧料理コースを設定することが可能となっています。
京都で7000円台の鱧料理があるのでしょうか?7,920円で食べれる京都の老舗割烹への予約はこちらから
お店さんの情報
店名:割烹寿司「三栄」
所在地:京都府京都市下京区河原町通四条下ル稲荷町319
電話番号:075-351-6922
営業時間:11:30~14:30/16:30~21:00
定休日:月曜日
京都三栄さんの鱧コース内容
紹介させて頂くのは京都の老舗割烹『三栄』さんです。昭和9年創業のお店です。なかなか歴史がありますね
- 前菜
- 鱧落とし
- 骨せんべい
- 鱧照焼きと胡瓜の酢の物
- 京野菜焚合せ
- 鱧の天麩羅
- 鱧しゃぶ小鍋
- 鱧小袖寿司と小巻
- デザート
このコースがなんと7000円台で食べれるのですから驚きですよね
気になるお味の方は・・・?
正直に私が食べた感想ですと「おいしいです!」特に鱧の小鍋があるのですがその出汁はすべて飲みほしてしまいました.
美味しすぎます✌従来の京都の和は上品なイメージでした。悪く言うと味が薄め?(こんなこと言ったら怒られますね)
しかし、こんなに味が深くそして食べたなと感じる和食は初めてでした!パンチのある鱧と超絶マッチングぅ~です👍
補足 美味しい鱧とは?
美味しい鱧を店主清水さんに紹介して頂きました。まずよい鱧の特徴ですが、顔が小さく目が大きい鱧がよいとされています。
鱧の顔・・・よく見ますと、いやあまりよく見なくても違いは一目瞭然です。わかりやすくいいますと穴子系の顔をしたやさしい感じの顔とウツボ系の獰猛な感じの顔とどちらでもない中間な顔と3種類あります。
私の経験上ですが、一番よい身を持っているのは穴子系です。ウツボ系は身が荒いのです。そしてそれらは取れる魚場により明らかに区分けされているようです。
穴子系の顔の鱧は、淡路島産と韓国産、値段でいってもナンバー1、ナンバー2です。韓国産?と思われるかも しれませんが、今や淡路島産以外の鱧の中では韓国産は一級品ですし、実際に皮が柔らかく、脂がのっています。
続いて瀬戸内産、徳島の魚場から送られてきますがここのは穴子系と中間系が混ざっています。ですので当店では徳島産の鱧を基本的に仕入れ、穴子系の顔のものを取り分けて仕入れるようにしています。
そのほうが値段が抑えられ、よい商品を仕入れられるのです。後は九州産の鱧と中国の養殖鱧です。
九州産はまさにウツボ系ばかりで皮が硬いのが特徴です。中国産は養殖のせいか、身が水っぽくて、京都の料理屋が買うような代物ではありません。居酒屋さんや揚げ串屋さんなどがとにかく安いので中国産を買われるようです。
このように鱧にもいくつも段階があり、京都に集まる鱧は高級品ばかりであるというのが昨今の事情です。
鱧ランチ食べるなら鱧落としは必須
京都に鱧を食べに来たらならば絶対に食べないといけないのは、もちろん『鱧落とし』ですよね。鱧落としは最もそのお店のクオリティーがわかってしまう料理であることを皆さん知っていましたか?
鱧は骨切りが命
鱧ほど素材の味が仕込みで変わってしまうものはないでしょう。鱧の骨切りは鱧の鮮度と同等に大事なものです。骨切りの細かさは口に入れたときの食感に大きく影響します。
その中でも鱧落としは数秒茹でてそのあとしめるのでかなり生に近いです。鱧落としは食べた瞬間にそのお店のレベルや店主の技術がわかってしまう料理でもあるんですね。
また、鱧落としといえば、この『梅肉』ソースですよね。
私は個人的にこのお店の梅肉が忘れられません。梅の崇高な香りと上品な深みが鱧の切り身に交じり合い、口の中でこれぞといわんばかりの鱧落としが楽しめますよ。
お店さんの情報
店名:割烹寿司「三栄」
所在地:京都府京都市下京区河原町通四条下ル稲荷町319
電話番号:075-351-6922
営業時間:11:30~14:30/16:30~21:00
定休日:月曜日